初めてのルームメートはシリア人
語学学校の話しが続いたので、今日はルームメートの話を少し。
アメリカに滞在した7年間で、本当に色んな国から来た色んな人と
生活しました。今思い出せるだけでも、アメリカ人はもちろんのこと、
香港、タイ、コロンビア、ドイツ、クェート、チュニジア、インディアン、
などなど。本当にアメリカっていう国は、人種のフルーツバスケットです。
このように、言葉も生活習慣も宗教も食べるものも考え方も目的も、
ありとあらゆる事が違う人達と同じ空間を共有し、本当に貴重な時間を
共に過ごした。色んな話しをしたり、遊びに行ったり、バーへ飲みに行ったり、
一緒に勉強したり、目標を語ったり、英語をお互い直したり、その他色々。
こういう経験を通して、時間を過ごせば過ごすほど、相手が異国の人間だ、
という意識が段々薄れていき、相手との違いを理解しつつも、同時に
本当に1人の人間として付き合うことができるようになる。
ぼくはこういう意識こそが、本当の、
「国際感覚」だと思います。
で、この先出会う色んな国から来たルームメートの、第一番目が、
シリア人だったわけです。中東の。そん時は、正直世界のことなんて、
ほとんど何にも知らないような人間だったので(今もそんなに知らないですけど)
シリアがどこにあるのかも、どんな国なのかも、何語を話すのかも、
なんでそんな国の人間がアメリカにいるのかも、全然わかんなかったですね~。
彼は確か18か19くらいで、向こうの高校を出て、すぐにアメリカに来たんだと
思います。まあ、その時は英語も全く話せないですし、相手の状況がどうとか、
って考えるほどの知識も余裕も好奇心もなかったんで、彼のバックグラウンドは
ほとんど聞かなかったですねえ。というか、その頃は、みんなどういう目的で
アメリカに来てるのかっていう事をほとんど考えてなかった。というか、そういう
質問が思い浮かばなかったように思う。本当に今以上に無知だったなあと
つくづく思う。
中東の人間なので、イスラム教なわけですね。もちろん、それまで約25年間
金沢のいなかで生きてきてたので、金沢にイスラム教の人なんてほとんど
いないだろうし、外人=アメリカ人、っていう、どうしようもない田舎もの
だったので、シリア人っていうのはわけわかんなかったですね。
しかも、そいつが、本当に自己主張の塊みたいなやつで、
後にも先にも、あいつが自分が会った人間の中で、一番自己主張が強い。
何でもかんでも自分の思い通りにしようとするから、ほんまに疲れる
やつやった。
ある日曜に、英語学校の週末のイベントかなんかで、みんなでバスのって
動物園か何かに行くっていうのがあって、おれ興味ないから行かないっていったら
2時間くらいやつの説得にあった。ふぅ・・・・・、って感じでしたね。
まあ、結局行かんかったんやけど。
それくらい自己主張の激しい人間やった。
で、中東のアラブ系の人間って、こんな人間なんや、っていうかなり強烈な
先入観をその時に持ちましたね。(まあ、後で、そうじゃない、っていうのも
わかったんやけど。)
こんな感じで、アメリカ留学は、学校はおもんない、ルームメートは
ミスター自己主張、英語はでけん、って感じの、かなり幸先悪い
出足でしたあ~。
それでは続きはまたあとで。
To Be Continued・・・・・
********************************************************************
2006年5月23日~5月26日のうれし事
今週は、日頃からお世話になってる県の新産業振興課の
お二方にまたまたお世話になってしまった。月曜は宮城大学の
方々と会わせてもらって、水曜も、前に一度お話しさせてもらった
コンサル会社の社長に会えるように取り計らってもらった。
宮城大学で月曜にお話しさせて頂いた方々もそうやし、
水曜に相談させてもらった社長もそうやし、本当に色々相談に
のって頂いて、ただただ深謝って感じです。もちろん、
県の方々も。この場を借りて、改めて感謝です!!!
あと、ブログに色々コメントいただいて、本当にありがとうです。
毎日更新できてないのが、本当にあかんですね・・・。
でも、本当に読んでもらってて、ありがとうございます。
この場を借りて、改めて感謝その②です!!!!!