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あなたなら日本の今の教育をどう変える?

2007年2月9日(金)

今日は教育の話しをちょっと。

前から書こうとは思いながら、ちょっと時間があいてしまい、
2-3週間前の話しになってしまったけど、
先月、教育再生会議が第1次報告書を提出した。

その中で、良い悪いはともかく、色んな提案があった。

授業時間の10%増加、いじめた側の生徒の出席停止、
奉仕活動の義務化、教員免許更新制度導入、
などなど。

政府に提出書を提案するまでには、
少なくとも「何らかの形」にするまでには、
色んな議論があったのだろうと、という
ことは提案書の節々から見うけられた。

でも、「再生」、って、一体何を再生しようと
してるんやろうか・・・。

学力低下?
いじめ?
教員の質の低下?

違う。「ゆとり教育」の見なおしだ。

それって、教育再生?

絶対に違うと思う。

政府が何年か前に、
「受験だけを意識した積めこみ教育は子供の創造性を阻害する」
っていう世論に応えるために、
2002年に「総合学習の時間」を設けた。

それから2年も経たないうちに、
今度は、
「授業時間が削減され、日本の子供達の学力が著しく低下した。
特に理数系が。」

で、その見なおしも含め、抜本的に教育を見直そうと、
政府が「教育再生会議」を設置し、このほど、提案書が出された。

つまりは、総合学習の見なおし。
政府が世論に圧力をかけられた形で
始めた「ゆとり学習」の見なおしを、
「教育再生」と呼んで、著名な識者を集め、
ああだこうだと議論をしている。

うーん、何かが根本的に違うと思う。
何かが、大きく欠けている、とかなり強く感じる。

おそらくそれは、「初志貫徹」の強い意思が、
日本の政治家には、300%くらい感じない!
ということに起因するんやと思う。

えらそうなことは言えないが、とにかく、
理念がない、
信念がない、
覚悟がない、
強さがない、
芯がない、
何にもない、
と、ほんまに強く感じる。

一旦国をあげて始めたことを、
たったの1年半でくつがえすべきじゃない。

その程度の覚悟なんなら、最初からやるべきじゃない。

今日もネットでこのことを言及したニュースがあちこち
載ってたが、現場の先生はたまったものじゃない。
ようやく落ち着きつつあった総合学習を今度は
やめると言い出す。その政府の態度に憤りを
感じている先生もたくさんいるようだ。

もっとも、中学校の先生の60%以上は、総合学習に反対のようだ。
理由は簡単。受験に対応できないから。

元凶はここ。

ほんまに明白。

受験のシステムを変えないかぎり、何にも変わらない。
そんなに簡単に変えれるものじゃないことは
誰でもわかる。
でも、本気で、教育を変えたいのなら、
受験システムを変えるべき。

青色発光ダイオードの中村教授も言ってる。
「すべての元凶は受験!」と。

こういうことを言い出す総理大臣か文部大臣が
早くでてきてほしい。

ま、今のPMと文部大臣にはまったく期待でけんし、
あんな人が厚労省のトップにいるような、政府には
「理念」のかけらも感じない。駆け引きのうまさも
感じない。

それなら、対立候補を副知事に押した東国丸知事のほうが
よっぽど見こみがある。

教育を変えるためには、抜本的な受験システムの大転換。
これが今後のキーになるはず。

なんか変に熱くなってきたので、今日はこのへんで。
Hasta mananaです~。

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今日のうれし事

3月に仙台にDragon Ashがくる。
見に行きたいなあ、っと迷ってる最近。
もうチケット自体ないやろなあ~。

あんまり邦楽は聞かんけど、
降谷くんの声はほんまにきれいや。

一度は生で見るで!

今日はこんなこと考えながらの1日でしたあ~。

 

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