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仕事は何のためにする?企業は誰のためにある?

2007年2月16日(金)
(1日遅れの更新・・・。)

先日某大手英会話スクールに対する
消費者からの苦情が突出しているという
理由から、経済産業省と東京都が
商取引法違反の疑いなどで立ち入り検査
していたことが報道されてました。

「またかー。」って感じで本当に憤りを感じる。

なんでも96年以降で、7000件以上の苦情が
あるらしい。

7000件、ですよ。

ありえない。

もちろん全部とは言わないし、とても良心的で、
かつ質の高いものを提供しているところも
ある反面、英会話スクールや、留学業界には、
かなり「怪しい」企業が多すぎる。

特に、「留学業界」、はものすごくグレーなイメージが
いまだについてまわる。
特に、大手のやり方には、甚だ疑問を感じ、この業界の
体質を絶対に変えなくてはいけない。

企業だから、利潤を追求するのは当たり前。
それが悪いことだとは全く思わない。
ただ、対価に見合う質のものを提供してはじめて、
商品が正当化される。

この業界は、そこを、全く見失っている気がしてならない。

今まで何社かの、いわゆる”留学業者”で働いてきたが、
どの会社からも、結局強い「理念」を感じることはなかった。

言ってる事はきれいなこと言ってるけど、
「芯」や「気概」がなかったような気がした。
結局、何のための「企業」なのかを、突き詰めて
考えたことなんてほとんどないんだろうと思う。

もちろん、そこへ来る留学希望の人達や、社内の社員には
きれいなことを言ってはいるが、結局は、「利益」がほしいだけ、
という印象を拭い去れなかった。
ビジョンがないというか、社会性がないというか。

留学業者で、株式公開している企業がただの一つもない
理由は、こういうところにもあると思う。
もちろん、市場の大きさから考えて、できないケースも
多いとは思うけど。

自分はこの仕事は、
「人に夢を与えられる仕事」 そして
「社会に大きく役に立てる仕事」
だと信じて疑わない。

人の役に立てると思うから、自信を持って対価をいただく。
社会の役に立てるとも強く思うから、十分に社会性の
ある事業だと思う。

事業規模にかかわらず、これはすごく大事だと思う。

良し悪しはともかく、アメリカの資本主義がここまで力を
持っている理由の一つが、
この「社会性」が強く根付いているからだと思う。
ただの、金儲け、だけでは、長く続かない。
アメリカに「ビジョナリーカンパニー」と呼ばれる、
「永続性のある企業」がたくさん存在する理由もここにあると思う。

今回の某スクールは、再三再四訴訟を起こされてる。
いいかげん、やめちゃえばええと思う。
社会のためにならない。

「人や社会のために立つ」、という意識を、後付けでもええから、
持つことは、企業を存続させる上で、絶対に必要不可欠な
ことだと思う。

これがあれば、理念がぶれない。

業界内の色んな企業や経営者を反面教師にして、
もっともっと質を上げていきたいと思う。
明日はわが身かも、という意識も忘れずに、
自戒の念もこめて。

んな感じですー。

See You Soonっす。

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聞きにきてください!


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今日のうれし事

ネーティブスピーカーによる授業を
ちょっとづつ始めている。
ちかじか、全部授業は英語のみに
しようと思う。(もちろん生徒さんの希望に
よって柔軟に対応はするけど。)

すこーしづつだけど、授業の質も
上げていければ、生徒さんのためになる。

もっともっとええものを提供したい。

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