定年後は大学に!(定年後はアメリカの大学に! も、ええなあ~。)
2007年2月25日(日)
でも仕事してる・・・。
23日金曜の河北新報におもしろい記事が載ってた。
「定年後は大学に来れ」というタイトルの。
これは、少子化や全入時代により、今後ますます
学生獲得が難しくなることを予測しての、日本私立大学協会が
中心となって、私立の大学が打ち出している新たな学生獲得策だ。
大賛成ですね!!!
現在定員割れしている私立4年制大学は、過去最悪の40%に
達しており、おそらく今後その数はますます増えていくと思う。
変な大学が淘汰されていくのはいい事だと思うけど、
人口に比例して、学校数がどんどん減っていき、選択の幅が
ますます狭まるのは芳しくないと思う。
今後3年間で18歳になる人口は375万人に対し、60歳になる
いわゆる「団塊の世代」は680万人にも昇る。
「元気なシニア」の取り込みは教育業界(もちろんうちも含めて)に
とって至上命題だと思う。
で、今回のこの対策。
一部の私立大学では、60歳以上の人達を対象に奨学金を
支給したり、年齢に応じて授業料を減免したり、入学金を
免除したり、特別枠を設けたり、色々な策が施されている。
前から何回も色んなところで言わせてもらってるように、
日本の教育制度の元凶は、入試を含めた大学制度にあると思う。
とにかくチャンスがせばまる。
欧米との大きな違いは、
「生涯教育」という意識がとにかく低いということ。
自分自身の経験および周りの色んな人達を見てきた
実体験から、一つ言えることがある。
「人の学習意欲は、年齢を重ねるごとにむしろ強くなっていく!」
(もちろんこれは個人差はあるとは思いますけど・・・。)
一旦社会に出ても、色んなことを学びたい人は多い。
最近少しづつ社会人入試が広がってきているとはいえ、
欧米の比ではない。
だから、今回の私立大学のこういった動きは、ちょーWelcomeやと思う。
いくつになっても、色んな可能性や学びを追求することで、
人は若さや元気を保てるはず。
「好奇心」は、元気や若さを保つための、何物にも変えがたい秘訣やと思う。
もっともっとこういう動きが広がってってほしい。
国公立大学も絶対にやらんとあかん!
そして、
定年後はアメリカの大学に!
これもええ考えや。
ひさびさにいい記事を見てちょっとうれしくなった今日このごろでした。
こんな感じです。
See Ya-っす。
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今日のうれし事
おいしいプリンを食べた。
満足。
え、それだけ?
どんな小さなことでも
うれしく感じられることは
大事(相田みつをさん風。)