２００７年５月２７日（日）　くもりやなあ～。


先週くらいの新聞にある東大教授の
論考がのっていた。

そこでは、「若者の出世欲低下」、について
述べられていて、先日、このブログでも
取り上げさせてもらった、例の、「高校生の意欲」、
に関するアンケート調査の結果にも言及していた。

その教授は、若者同様、
大人にもそういった気概がない、と言っている。

特に政治家に。

ある意味同感。

日本を引っ張っていかんとあかん大人たちに
そういった気概がないから、
それを見てる周りの子供や若者は、
周りの大人たちに全く魅力を感じず、
なんとなく、自分の人生とかも冷めた目で
みてるんやろうと思う。

実際、自分が接してきてる色んな学生たちの
中にも、大人に対してかなり幻滅している人たちも
多い。

いま、そうやって、考えると、子供や若者に
「夢」とか「目標」とかを与えているような人って
誰やろ。

総理大臣？

うーん。。。
現首相の出身大学の受験者数減ったっていうしなあ～。

大臣と呼ばれる人たち？？？

ありえんなあ～。

特に農相。絶対に辞任すべき。
ああいう人が大臣なんて偉そうな立場に
いてるから、ますます大人に対して幻滅するんやろう。

うーん、思い浮かばん。。。

で、タイトルにもある、「最後の人間」、の意味。

これは、その論考の中でも引用されてた、
フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」っていう
１０年以上前にアメリカでベストセラーになった
本の末尾にある言葉。

簡単に言うと、社会の近代化や工業化が進んで、
自由民主制が確立すると、みんな、
生きる、ってことの心配をしなくてよくなって、
今まで戦争とか、植民地支配からの脱却とか、
独立とか、っていうようなものすごい「気概」を
持つ必要がなくなり、社会が平等になると、
犠牲を払ってまで自分を高めようとするよりは、
手の届くささやかな幸せで満足するようになり、
彼はその状態を、「最後の人間」、と呼んでいる。

全然簡単にまとまってないけど。。。

で、その教授が、今の日本は、
その「最後の人間」状態なんじゃないか、
みたいなことを提言してるっていう感じ。

要するに、平和ぼけ、かな。

確かに、「生きる」、ってことの心配がいらない
社会でもある日本には、
ニートやフリーターが増えて当然やと思う。

だって、働かなくても、親が面倒みてくれるんやからなあ～。

「最後の人間」化、してるかもね、そういう意味では。

でも、全体的には確かにそういう部分もあるとは思うけど、
一方で、ほんまに、必死こいて、自分の夢とか目標に
向かってがんばってる人たちもいる。

少なくとも今の自分の周りにいる人たちは、大人も若者も、
「最後の人間」には程遠い。

むしろ、「最初の人間」チックな人が多い。

気概まんたん、みたいな。

だから、こういう某有名大学の教授とかの、
自分とは見方が違う、学者＆博識ぶった文章を見ると、

そうじゃない！、って言いたくなる。

大人がもっと熱くなれば、
周りも熱くなる。

気概も出てくる。

そう信じていきたい。

あ、晴れてきた。
日曜の午後は、何となく気持ちがええ～。

しーゆー。

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聞きにきてください！

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今日のうれし事

①
久々にジムに行った。
１週間ぶりくらいにもとの生活のリズムに
もどりつつある。

心地よい疲れがあって、ええ感じやあ～。

②
つい５分ほど前に、生徒さんから
無事アメリカに着いたとメールがきた。
よかった。
まじ、がんばれよー。

③
楽天、ただいま３－０。
山崎武今季早くも２０号。
これは行くんちゃうかなあ、夢の６０本！

さ、またがんばろ！