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こだわりのアメリカ留学具ログ ~アメリカの大学で専攻を選ぶ③~


 ~このブログを通して伝えたい事~
私、多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。

英語もできず、何の取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。

~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、 無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。


<1993年6月中ごろ、からさか昇って1992年6月> 


「卒業」するための単位履修がその夏休みから始まった。
行きたかったボリビアへのスペイン語留学は取り止めて。。。

その夏に取ったクラスとは、

College Algebra(代数)          4単位
U.S History 1 (アメリカ史1)      3単位
American Govenrment (アメリカ政治) 3単位
German 101 (ドイツ語101)       5単位

の4科目、計15単位やった。

早速取りましたよ、数学系。
最初は1次関数とか出てきて、「何やこれ、日本の高1レベルやん」
と楽勝やったけど、夏の終わりごろには結構難しい内容も
出てきてた(もちろんどんな難しい内容やったかは、全然覚えてないけど)。

でも何とかAを取る。

あとの3科目は、勉強ははっきり言ってかなり大変やった。
何しろ、アメリカへ来てまだ1年ほどやったし、
今までコンピュータとかそんなクラスしか取ってなかったから、
初めての、「本格的な大学レベルの授業」、で、
初めての、「本格的な大学生が読むような分厚ーい教科書」、
をやらんとあかんかったから。

けど、どれも、好きな教科やったから、おもろかったな~。

ドイツ語は、ほんまはその前の学期からスペイン語取りはじめたから、
それのもう1個上のクラス取りたかったんやけど、
夏の間は人が集まらんくて、授業自体がキャンセルになってしまった。
で、その夏に履修できる外国語のクラスは、ドイツ語だけやったから、
それを取った。

いや~、難しかった、ドイツ語。

スペイン語とフランス語をそれぞれ1クラスづつすでに
前の学期で取ってたから、ヨーロッパ言語特有の、
男性名詞、女性名詞とか、そういうのは慣れてたんやけど、
もっと複雑やった。

中性名詞とかあるし、ドイツ語には。
どういうことやねん、そのどっちつかずの名詞は!、みたいな。

でも、新しい言語を学ぶのはやっぱおもろかった。

しかも、そのドイツ語の先生、ちょーかわいかったし。
(でもあとで結婚してるのわかって、がっくりきた。。。)

あとの2つの、歴史と政治のクラスは、おもろかったけど、結構大変やった。

というのも、アメリカの歴史も政治も、そん時はほとんど、
どっちに関しても、ちゃんとした知識がなかったから。
特に、アメリカの初期の歴史に関しては知識は皆無に等しかった。

プラス相変わらず英語はでけんかったし。

でも、試験勉強をかなり気合い入れてやってたから、
テストの点数はいつも良かった。

この頃からかなあ、がんばった分、その結果としてそれが、
テストのスコアに表われて、で、それが直接成績に結びつくわけで、

「こんなおれでも、がんばったら結果を出せる」、っていう、

ほんの少しやけど、日本で中学・高校生やってた時には、
感じたことなかったような、自信、みたいなものが
出てくるようになったのは。

そん時はすでに26ですよ。
高校卒業して8年くらい経ってたし。

だからこそ、声を大にして言いたいんよ。

「人は誰でも絶対に大きな可能性を持ってる。 本気でやれば何でもできる。年齢に関係なく。だから、中学、高校生くらいの子たちの可能性や
能力を、そんな早い段階から決めつけるべきじゃない!!!」


って。

そんな自分がその夏に特に印象の残った出来事。

US Historyのクラスの中間テストでの出来事。
ほんまにそのクラスは難しくって、アメリカっていう
国が始まる前の歴史とかやからね。
清教徒とかが渡ってきて、ジェームスタウンって街に
住み始めて、そこがアメリカという国の出発点で、
みたいな。。。
聞いたことねえ~、とか思いながら、ぶ厚ーい教科書と、
結構聞き取りにくい先生の英語と格闘してた。

そんな中、中間テストの時期が。

アメリカの授業って、全部とは言わんけど、大体の授業で、
テストの2週間ほど前になると、”Study Sheet”と呼ばれる、
A4の紙一枚もらえるんですよ。それって要は、テスト範囲が
書いてあって、ま、例えば、このUS Historyのクラスとかやったら、
重要人物の名前とか重要語句とか、重要なコンセプトとかが
羅列してあって、それをきちっと勉強しておけば、
それ以外のことは全くといっていいほど出ないので、
テストでも大体の点数は取れるんですよ。

で、やりましたよ、おれも。
その”Study Sheet”を。一生懸命。

で、テスト当日。

今でもその時の感覚は覚えてる。

テストが配られて、結構どきどきしながら、
テストの中身見た瞬間、
はっきいって、武者震いに近いものがあった。

「行ける!」、って思った。

勉強したことがそのまんま出てるから。

書いたねえ、一心不乱に。
でも、やっぱ英語がぎこちなかったやろうから、
どこまでちゃんと書けてたのかはわからんけど。

で、印象に残ってるのはその後のこと。

テストが終わって、何日か後のそのクラスで、
テストが戻された時のこと。

英語がやや聞き取りにくいややおばちゃん先生が、
テスト結果のスコアを黒板に書き出したんですよ。
もちろん名前は書いてないけど。

上から
92
85
84
83
82
80
78



みたいな感じで。
全部。
一番ロースコアまで。

へぇー最高点92かあ。
すげえなあ~、って思って見てた。

で、自分のテストが返ってきた。

ぱってスコアみたら。

右上に、赤く、

92

って書いてあった。

「おお、おれやん」

みたいな。

うれしかったなあ~。

こんな出来事があったこともあって、
がんばれば結果がついてくる、
っていうのを肌で感じるようになっていった。

そんな夏も何とか無事終わり、
一つづつ、一歩づつ、少しづつ、
「卒業」、という目標に近づいていった。

To Be Continued・・・・・。


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少しでも留学に興味のある人はぜひ私達の話しを
聞きにきてください!


2007年7月20日(金)と21日(土)のうれし事


ちょーひさびさに、
10年振りくらいになると思うけど、
アメリカで通訳やってた時に
お世話になった会社の人たちに、
この夏会うことになりそうや。

ご挨拶と近況報告とビジネス的な話しと、
何か色々お話しさせてもらうために。

この話しはそれがほんまに実現したら、
また後日報告します。


人ととことん向き合う事の難しさを今勉強してます。
おれが一番苦手としてたこと。
それを乗り越えなさい、というめぐり合わせなんやろうと
つくづく思う。
ある意味、ありがたいとも思う。
自分が苦手なことって、結局それからは逃げられないように
なってる気がする。
それか、それを克服したい、っていう意識が自分のどこかに
あるから、そういう状況をもしかしたら自ら望んでるのか、
あるいは能動的に作ってるのか、あるいは自発的に自分からそこへ
向かってるのか。
うーん、不思議や。

生涯勉強やね。
でも楽しいと思う。

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