こだわりのアメリカ留学ブログ ~いきなり寮から追い出された!①~
~このブログを通して伝えたい事~
私、多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。
英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。
~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。
<1993年8月中ごろ> 北アリゾナの夏はちょー気持ちがええ
怒涛の17単位取得が終わって、
「連続A取得記録」は残念ながら
途絶えてしまったけど、
とりあえず終わってほっとしてた。
・・・、のも、つかの間、
えらいことになった。
未だに、あんな経験は後にも先にも
そんときが初めてで、
「考えられん!!!」(キム兄ふう)、ことが起きた。
サマースクールがおわったのが、8月中ごろ、
で、秋学期が始まるのが9月の最初。
ということは、
2週間ほど休みなわけですよ。
秋学期から住む寮は決まってたから、
そこに荷物移して、2週間、リラックス
しながら、次の秋学期に備えようかなあ~、
って思ってたわけですよ。
ごく当然のごとく。
そしたら、秋から移る寮には、
学期が始まるまで入れないと、
ハウジングオフィスのおばはんに
普通に言われた。
へ?
そんときは、事の重大さには全く
気づいておらず、
「しゃーないな、ほな、今の寮に
それまでおるわ。Eddieくんは、なんや
他の大学に移るらしいから、
おれ一人になれるし。るん。」
みたいな。
そしたら、
その寮は今週末までにでんとあかん、
って同じおばはんに同じトーンで言われた。
ん? んー? んんん?
いや、いや、いや、
You don't understand the situation here.
Could I stay in any dorms on campus?
(キャンパス内で滞在できる寮ってあるの?)
おはばんいわく、
I am sorry NO.
おいおいおいおいおいおいおいおい。
ちょっと、ちょっと、ちょっとー(あれ、ザたっち、最近みんな。。。消えたかな。)。
ええええ、ってことは、まじで、
2週間住むとこどうすんの?
おばはんいわく、
Many students return to their towns.
(学生はみんないなかに帰りますよ。)
はあ?
おばはん、おれがその辺の近所から来てるふうに
見えるかあ???
同じ祖国の人達からもタイ人やと思われてたくらいの
こてこてのちょー東洋人ですよ。
2週間だけ帰れるようなとこから来てないわ!
(キム兄ならまじギレしてる。)
ほんま信じられんことやけど、
まっじで、住むとこ無くなった!!!!!!!
しかも、サドンリー突然に(ルーふうで)。
まあ、これがもしこういう状況になったんがおれだけやったら、
やっぱ英語も大してわかってないし、
英語がでけん留学生によくありがちな
ミスコミュニケーションで、どっかで、
そういうことを説明されてたり、書いてあったりして、
こっち側の語学の理解力の無さからくる問題かな、
とも思えたんやけど、
おれだけじゃなくて、ほとんどの人がしらんかった。
考えられん×10、のことが起こった。
サマースクールの17単位取得よりも、
なんちゃってEddieくんと一緒に住むよりも、
歴史おたくの日本人に思いっきり歴史のこと延々と語られるよりも、
かなり大変なことになってきた。。。
サマーが終わって、ほっとしてた矢先のとんだハプニング。
いや~、ほんまに人生いろいろやなー。
でも、こういうピンチの時こそ、なんか奇跡に近いような
ええ事が起こるんやよなあ~。
捨てる神あれば、。。。、ってやつで。
いま考えると、
いきなり3連打くらって、ノーアウト満塁で、
どうしようもなかった時に、トリプルプレーが
起こった、みたいな2週間でした。
Positive Thinkingの土台がこういうところから
出来始めてたんかもなあ~。
って、とこで、続きは明日ー。
しーゆー。
To Be Continued・・・・・。
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ぜひみなさんの大きな夢を聞かせてださい!
2007年8月13日(月)のうれし事
今日書くことはうれし事ではないです。
8月という月は日本人にとって特別な月やと思う。
原爆投下
終戦
東京裁判
毎年この時期に取り沙汰される靖国参拝問題
日航機墜落事故
ちょうど今くらいの時期は、
毎年、何かこう、心に痛いものを
感じる。。。
亡くなった方々には心より
ご冥福をお祈りしたい。
そして、自分を含め生きてる人達は、
歴史を正確に認識し、それを
風化させず、伝承し、そして前を
向いて歩いていく義務があると思う。
間違ったことには間違っていると言う
凛とした態度が必要や。
それは自己に対しても、他者に対しても。
そんなアメリカに、留学を熱望する生徒さんを
送る支援を今自分はしている。
これは矛盾でも何でもない。
だからこそアメリカなんやと思う。
うわべだけの留学じゃなく、良いとこも悪いとこも
全部わかってもらいたい。
そういう中身のつまった留学をしてもらいたい。
そして自分の意見・主張を持ってもらいたい。
どこの国の誰とでも、対等に議論できような意見や主張を。
ヒデみたいに。都知事みたいに。
政界でも経済界でも教育界でも、どこの世界でも、
そういうリーダーや人材がたくさん出てきたら、
日本はもっと豊かになる。強くなる。
大臣全員が靖国参拝しないようなリーダー達じゃ
気概がなさすぎる。
あかん、ぐちになる。
おわり。