こだわりのアメリカ大学留学ブログ ~MBA専攻の親友モネムから学んだこと 前編~
~このブログを通して伝えたい事~
私、
多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。
英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。
~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、
無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、
次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。
<1993年11月もおわりごろ>
ここらで親友モネムの話しを少し。
ネブラスカから始まり、コロラド、
そして今のアリゾナ、そのあと、
カリフォルニア、そしてニュージャージーと
自分のアメリカ滞在記は続くわけですけど、
アメリカに最終的には7年間滞在して、
”一番自分が好きだった時間”は
僅か1年間の滞在ではあったけど、
このアリゾナ州フラグスタッフでの時間だ。
その大きな理由の一つが前回も話しをした、
”いい仲間”ができたこと。
特にモネムには色んなことを教わった。
① 英語
チュニジアはもともとフランス領だったことから、
彼は母国語のアラビア語に加えフランス語を話す。
もとからバイリンガルなわけです。
なので、同じヨーロッパ言語である英語にも、
(もちろんラテンとゲルマンという語源の違いはあるけど)
かなり堪能で、コミュニケーション能力はかなり高かった。
もちろんネーティブではないから、発音とかがパーフェクトって
ほどじゃないけど、一緒にいるだけでかなり
「話す」練習にはなった。
ま、もともと、あいつは話し好きってこともあり、
普通に色んな話ししてましたね。
② 勉強に対するモチベーション
あいつはかなり勉強してた。
”いい成績を取る”っていうことに対して、
かなり意識が高かった。
専攻も違うし、一緒に勉強したことはほとんど
なかったけど、会話の端々に、勉強に対する
なみなみならぬ努力がうかがえた。
ま、もともと頭はよかったんやろうし、
効率良くなんでもこなしてたと思う。
③ 折衝力
おそらく、彼から学んでことで一番のものは、
この”折衝力”やと思う。
とにかく、こと交渉事になると、
とにかく”粘る。”
この粘りが驚異的やった。
そのことを如実に学んだのは、
ちょうどこの秋学期が始まったころの
ある日のことやった。
アメリカっていうのは、日本やヨーロッパみたいにな
「国民健康保険」がないから、
みんな民間の保険会社に入ることが必要。
学生も、大学の学生保険(もちろんこれも民間のものやけど)に
加入の義務がある。
働くことのできない留学生はなおのこと加入がMUSTである。
で、ある日、その保険の加入登録を学校の事務局でやってた。
別の用事があってそのオフィスに行ったら、
モネムがいた。
保険の加入のことでごねてた。
”自分には今必要ない”、と。
担当の人、かなり困ってた。。。
おれてきには、
”いやいやいや、あんた、そういう問題じゃなくて、
入らんとあかんのよ、規則として。”
と心の中で思いながら、モネムらしいなあー、って
腹かかえて笑いそうになりながら、とりあえず
授業があったんでそのオフィス出てった。
2時間後・・・。
また用事があったんでその事務所にいった。
まさか、あいついてないやろなあ・・・、って
半分期待しながら。。。
やっぱり、おった。。。
驚異的に粘るなあ~、あいつ。
それにしても、担当の人、かわいそうに。。。
とんだやつに出くわしたもんや。。。
自分の用事がすんだので、次ぎの授業が
あるので、帰ろうとしてるときも、
まだ話ししてた。。。
こりゃー、徹夜になっても粘るな、こいつ。。。
と、半笑いでその場をあとにした。
で、後日談。
しばらくして、その保険のことを聞いてみた。
通常、保険に加入していることが確認できないと、
大学でのクラス登録ができない。
で、モネムの言い分は、
”チュニジアで学生保険に入ってるから、
アメリカでの保険は必要ない。
ただ、保険の証書を無くしてしまい、本国から
とりよせんとあかん。それが到着しだい見せるから、
とりあえずクラス登録をさせてくれ。”
と。
こういう場合普通は許可されない。
で、あいつの用意周到なところは、担当教授に
事情を説明して、レターとサインをもらってきてて、
教授からの懇願書てきなものを持って交渉してたとこ。
結局、教授からの頼みならしょうがないとのことで、
保険に入ってない学生がクラス登録できてしまった。
あいつのえらいところは、だめ、って言われて、
そう簡単には引き下がらないところ。
この一件の一部分を見て、そしてそのあと、モネムから
ことのてん末を全部聞いて、”折衝力”、というものを
初めて意識しはじめた。
この件があってから、問題につきあたったときに
自分なりにその解決方法をあらゆる角度から模索し、
相手を納得させるような方法をとことん突き詰めて
考え出すくせをつけるようになったと思う。
このことは、その時以降、色んな場面で
ほんまかなり役に立っている。
まだ、いくつか学んだことがあるから、
それは後編で。
ではではまた次回まで。
しーゆーれーたー。
To Be Continued・・・・・。
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2007年9月16日(日)・
17日(月)のうれし事
①情熱大陸
昨日ひさびさに情熱大陸をみた。
ランドスケープデザイナーの
団塚栄喜さん。景観設計士とでもいいんかな。
やっぱり、楽しそうに仕事する人は
輝いてる。
でたいなあー、いつか!
②エアロビ
この間の河北新報に
秋田の会社の社長さんの
エアロビ話しが出てた。
もう20年も会社やりながら、
エアロビにはまってるらしい。。。
何かちょっと共通するものを感じる。
エアロビつながりで連絡とって
みようかなあ~。
それにしても、そういう話しって
記事になるんやあ。。。
③起業家支援
もちろんまだまだ人を支援できるほどの
立場ちゃうけど、まわりに起業を
目指してる人が何人かいる。
大したことは全然でけんけど、何か
お手伝いできることは本気でさせて
もらおうと思う。
④生徒さん
先週アメリカへ出発した生徒さんが
色々あったようやけど無事ついたようや。
とりあえずほっとした。
一昨日オーストラリアへ別の生徒さんが出発した。
これで、今年中に出発する生徒さんは全部かな。
いよいよ来年出発に向けての生徒さんたちの
準備が本格化や。
こうやっていっぱーい生徒さんが増えるとうれしい。
これからも一人でも多くの全国の留学希望の生徒さんたちの
精一杯の支援をしたいと思う。
さ、今日はこれから飲みに行ってきま~す。