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こだわりのアメリカ大学留学ブログ ~アメリカ大学留学の醍醐味 ①意識の高い外国人との出会い~

 
~このブログを通して伝えたい事~
私、 多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。

英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。

~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、 無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、
次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。



<1993年9月もおわりごろかな>


秋学期が始まって3週間近く経ち、
ようやく動じないインディアンとの生活も落ち着き(?)はじめ、
この学期の”定住先”も決まった感じだった。

思えば、
初めてアメリカの大地に足を踏み入れてから、
というより、初めて外国の地に降り立ってから、
すでに2年以上が経過していた。

ほんの2年ちょっと前までは、
出身地の金沢からほとんど一歩もでたことがなく、
人口50万にも満たない金沢が、
自分の中の”全て”だった。

それから2年と7ヶ月・・・。

外国どころか、飛行機にも乗ったことが無かった自分が、
”アメリカ”という大きな国で、何度も壁にぶちあがりながら
なんとかかんとか生活している。

それまで、日本人以外と、ほとんど話したことも、
ましてや共同生活なんてしたことも、あるいは自分がそんな
ことをするなんて夢にも思ってなかったのに、

シリア人から始まり、
香港人(ま、正確にはまだその当時はイギリスの統治下やったけど)、
短期合宿をともに経験したコロンビア人、クエート人、ドイツ人、
一番の親友となったチュニジア人、
そして今回のネーティブアメリカン。
色んな国籍の人たちとルームメートになったなあ。

コロラドの語学学校では、
メキシコ人、サウジアラビア人、イタリア人、
スペイン人、マレーシア人、南アフリカ人、
あたりと仲がよかった。

語学留学しかしていない人にとっては、
ここまでで、
「色んな国の人と友達になれて、いい経験でしたー。」

って、自己満足して、おわり。

ここまでだと、正直、将来のキャリアには全くつながらない。
いい思い出ー、ってだけで、全く何の役にも立たないし、
企業側はそんな中途半端な留学しかしてない人を
とろうとは思わない。
それなら、日本の大学をちゃんと卒業して、そのまま
就職したほうが、”安全”だと思う。

自分も、語学学校へ行ってたころは、今思うと、
外国人たちとは、ほんまに単なる”仲良し交流”って感じやった。
お互い英語も大してうまくないし、とりあえず英語を勉強してる
だけやったから、なんていうか、”深い部分”まで、お互いを知らない、
というか、かたことの英語だけで通じる程度のことしかお互いの
ことをわからないというか。

気持ちがあれば、言葉の壁なんて越えられる、とよく言われる。

もちろん、そういう部分も絶対にあると思うし、大いに賛成する部分もある。
でも、そうじゃない部分も多分にあると思う。

例をあげると、
日本で英会話習ってる人たちとその外国人講師との
お互いの”理解度”ってすごーく低いというか薄いと思う。
もちろん、それは、ビジネス上のつながりやから、っていう
理由もあるとは思うけど、それだけではなくて、
やはり単に語学を習ってる人同士のつながり、というか。
(うーん、わかりにくいかな。。。)

コミュニティカレッジやアリゾナの大学へ行き始めてからの
外国人の友達とは、お互いがもう少し高い目標を持ってるから、
話しの内容ももう少しアカデミックだったりする。
例えば、「なんの勉強をしにアメリカへ来たのか」、とか、
「何でそれを自国でやらないんだ」、とか、「将来どういうキャリアを積みたいか」
とか、相手に対する興味も、”語学、”なんていう単なるツールにとどまらずに、
その人自身の生き方・考え方・哲学・本質、みたいなものを知りたくなる。

(斉藤孝さんの言う、「質問力」、に通じる感じかな。)

やはり、外国で高等教育を受けにこようとしてる人たちは、
大なり小なりかなり高い意識を持っている。
大学へ通ってるとそれを感じられる。

”意識の高い外国人との交流の場、アメリカ”

これこそが、アメリカ大学留学の醍醐味の一つと言えると思う。

全員がそうだとは言えないし、
自分のことをかなり高いところの棚にあげてしまって恐縮やけど、
これまで色んな留学経験者を見てきて、
同じ日本人でも、語学留学やワーキングホリデーを経験した人たちと、
学位(特に学士以上)を取得した人たちとの

「意識の違い」、
「専門分野の知識の違い」、
「問題解決力の違い」、
「折衝力の違い」、
「時間管理能力の違い」、には、

かなりの差があるように思われる。
(あくまで一般論ですので。。。)

自分の場合は、チュニジア人のモネムや、クエート人のハタムといった、
アリゾナにいたころの外国人の友達から、大学での勉強の仕方や、
効率よく勉強するためのタイムマネージメントのこつや、
もちろん英語の勉強の仕方も含めて、かなり色んなことを学んだ。

モネムもハタムも専攻がMBAの大学院生やったから、
なおさら、経験豊富だったというか、意識が高かったというか。

こういう意識の高い外国人と多く出会って、色んなことをぜひとも
学んでもらいたい、ってほんまに思う。
特にうちの生徒さんたちには。

今日はアメリカ大学留学の醍醐味の一つを語ってみました。
時間がなくて、思ったことひたすら書いたので、わかりにくくて
すみませんです。。。

しーゆー。

To Be Continued・・・・・。


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2007年9月9日() のうれし事

明日また生徒さんがいよいよ出発する。
こっちまで緊張してくる。。。
ほんまにがんばってほしい。
でも、とりあえず無事で元気にやってくれたら
それでいい。

うー、がんばってねー。

 

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