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こだわりのアメリカ大学留学ブログ ~このおれが、アメリカの大学院?その①~


~このブログを通して伝えたい事~
私、多田克士は、25歳になる直前に、
「たった1回の人生。悔いの無いように生きたい!」
との思いから、英語もろくにできないままアメリカ留学を決意。
「英語」という壁に何度もぶち当たりながら、何度もへこみながら、
すこーしづつ前へ進んで行った。

英語もできず、これといって取り柄もないようなこんな人間が、
アメリカの大学、大学院を卒業し、通訳にまでなってしまった。
そして約2年前に留学ベンチャーを起業。
「夢や目標は実現できる!」ことを身をもって体験した自分の経験を通し、
「人には無限の可能性がある」、ことを一人でも多くの人に伝えたい。

~前回までのあらすじ~
そんなアメリカ留学も、無事コロラドの2年制コミュニティカレッジを卒業し、
次なるステップとなるアリゾナの4年制大学へ編入したのだが・・・。




<1994年アリゾナでの冬休み中>


アメリカに行こう!、と決意し、人生最初の
仕事であったホテルマンを思いきって辞め、
留学資金を稼ぐために黙々と、渡米
するまでの1年間働いていたころも、

実際にアメリカの大地に足を踏み入れ、
まったくできない英語に悪戦苦闘しながら
異国での生活を始めたころも、

ちょー自己主張の強い人生最初の
ルームメートであったシリア人のドナルドが
寮のルームメートだったアメリカ最初の街、
ネブラスカで語学学校へ行ってたころも、

ネブラスカが思ったより日本人が多く、
(最初のクラスはクラスメート10人中9人が日本人!
しかも全員男!!!)
ルームメートも希望してたアメリカ人ではなく、
ホームステイしたくても、6ヶ月待ちだと言われ、
断腸の思いで仕事辞めて、”憧れの国、自由の国アメリカ”
へ来たけれど、まったく自分のイメージとは
かけ離れた環境だったので、これではやばい、と思い、
ネブラスカの語学学校から、コロラドの語学学校へ移ったころも、

正直、まったく先が見えてなかった。。。

当初は、アメリカに滞在する期間は1年くらい、
っていう思いでアメリカに来た。

で、その後、日本戻って、またお金ためて、戻ってこうようかな、
みたいな、かなり中途半端な考えでもともとは留学した。

(実際は、こういう中途半端な考えで、語学留学とか
ワーホリする日本人や、あるいはそれを、
さも、”人生が変わりますよ”くらいの勢いで、
売りこむ業者で働くカウンセラーがあとを絶たないから、
結局留学後も大した仕事につけない留学経験者が
多すぎるのが今の現状ではあるけど。。。)

しかし、語学学校へ通った約半年間、コミュニティカレッジへ
通った2年弱、そして、4年制の大学へ編入して、いちを
もうすぐ卒業しようとする時期に来て、はっきりわかったことがあった。


”このままでは大した仕事に就けない。。。”


要は、英語力が自分が思ってるレベルに全く達してなく、
こんな状態で日本帰ったところで、
”英語に関連する仕事”なんてできるはずもなく、
プラス、
”自分の専門分野がない”から、
ますます、「自分の将来像」が描けなかった。


”このまま日本へ帰っても、たかがしれてる。。。”


っていう思いがアリゾナの大学に編入したころから
ずーっと胸に去来してた。

アメリカに来て早や3年近くが経過してたけど、
まだほんまに、ほんのちょっとだけ英語が話せるようになった、
程度で、留学前に自分がイメージしてたレベルを100とすると、
まだせいぜい5くらいかなあ・・・、って感じやった。

この現状をどうやって打破するか、
もっと自分が思ってるような高みを目指すためにはどうすればいいか、
どうすれば今後の自分のキャリアに活かせるのか、

そういうことをずーっと考えているうちに、
秋学期の途中から一つの考えが浮かんで来てた。

”大学院?”

少なくとも、大学を卒業したあとで、
日本へすぐに帰って就職活動する、
っていう選択肢は自分の中では
ほとんどなくなってた。

”こんなやつが大学院なんて行けるんかなあ~・・・”

”でも、アメリカで就職なんて簡単にでけんやろうし、
もうちょっと勉強したい気もするし・・・。”

”でも、3年働いてないから、そろそろ社会復帰もせんとあかんし。。。”

と、色んな考えが浮かんでは消え、
浮かんでは消えてた。

なかなか、今後どうしようか、という結論は出なかった。

でも、このころから、
物事を決めるときに、
一つのシンプルな質問を
自問するようになってた。

”自分がどうしたいのか?”

その時の自分や周りの状況がどうであれ、
まず、”自分が一番どうしたいのか?”、を
物事を決める中心におくようになってきた。

で、その時の自分の気持ちとしては、

できるできないは別にして、

”大学院へ行きたい”

っていうのが、自分が一番したいことだった。

今にして思えば、
まだ何にも先が見えてない自分の将来に、
少しづつ、ほんの少しづつではあったけど、
”何かが見え始めてた”のかも。

あるいは、具体的な何かを見つけよう、としてたのかも。

アリゾナのさむーい冬休み中。

まだまだ先が見えない”自分の将来”っていう
長ーい道のりの、
ほんのスタート地点に立とうとしてた。

つづくー。

To Be Continued・・・・・・。


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2007年10月12日(金)・13日(土)のうれし事

隔週でうちの高校生の生徒さんに対して、
”留学セミナー”的なことをやってるんやけど、
色んな話しが彼らとできて、おもしろい。
おれが高校ん時とは、えらい違いで、
やっぱり”留学する”っていう高い目標を
持ってるから、意識が違う気がする。
将来、ほんまに、ええ大人、になってほしいって
つくづく思う。

この仕事をやってる醍醐味は、そういう
成長課程にちょっとでも携われるって
ところやと思う。

といっても、全然まだまだ綿密にお世話
できてないのが現状。。。

この間受けたセミナーの中で、講師の大学のえらい先生が
言ってた、”社風というのはごく当たり前のようにやる仕事のレベル”
という言葉がかなり胸に響いた。

それを聞いて以来、とにかく”社風レベル”を上げたい!という
一心で仕事してる。

それは誰のためでもなく、
言わずとしれた、生徒さんと生徒さんの親御さんと、
うちのスタッフのために。

まあ、先はまだまだ長いけど。

がんばろ。

 

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