こだわりのアメリカ大学留学ブログ 号外 ~あれから1年・・・~
2012年3月11日(日)
今日は出張中の福岡から。
去年の8月から、
熊本の九州学院さんに
交換留学生として留学してる
デンマークの男の子と
スウェーデンからの女の子の
二人、彼らをお世話してくれてるホストファミリーの方々と
九州学院の担当の先生方が一同に集った
”ランチ会”を熊本の地区委員さんが企画してくれて、
お礼をかねてそれに参加するために熊本入りした。
久しぶりに二人に会えて、
本当にうれしかったし、
特にスウェーデンからの女の子の
日本語の上達ぶりと、
楽しく充実してる生活ぶりには
大したものやなあー、って
ほんまに感心した。
それを見れただけでも、
朝の4時過ぎに起きて、
早朝の飛行機にのって福岡入りし、
そのまま熊本に移動してきたかいがあった。
そんな”生徒さんの成長ぶり”を見れて、
本当にうれしかった。
ただ、今日、3月11日、
という日は、
日本にとって、
そして、被災された方にとって
忘れたくても忘れられない日だ。。。
去年の今日は仙台にいた自分にとっても
一生忘れられない日だ。。。
去年のこの時間は、こんな状況やった。。。
去年のこの時間は、こんなことしてた。。。
去年のこの時間は、ここでこんなこと思ってた。。。
去年のこの時間は。。。
と、去年の同じ日の同じ時間どこで何をしてて、
どんな状況やったかってことばかりが
頭に浮かんできてた。。。
去年の今頃のこの午後11時は、
ホテルの部屋に入れず、
ロビーで、ホテルの人から支給された
毛布にくるまって、
支給されたパンとスープをすすってた頃かな。。。
何十人とロビーにいて、
ただただ、
”一体これからどうなるんやろう。。。”
っていう、
先が全く見えない不安でいっぱいやった。。。
あれから早一年。。。
おれにとっては早い一年やったけど、
遺族の方々にとっては、
あれから、
”まだ時が止まったまま”
なんやないやろうか。。。
3月11日午後2時46分から。。。
これから自分が
一体誰に対して何をどうできるのか、
っていうのは
いまだにわからんけど、
あの日仙台にいながら
すり傷一つおわず、
こうやって
元気に仕事しながら生活させてもらってるのには
何か意味があるんやないかと思う。。。
命あってこそ。
そう思いながら、
これからも
自分ができる範囲のことを
精一杯やっていきたい。
明日からも自分なりに
がんばろう。。。